ジャニーズ事務所新ユニットHiHiJet（ハイハイジェット）とは

出典：http://blog.livedoor.jp/zzcj/

１０月２６日に行われた舞台「ジャニーズワールド」の制作発表で、ジャニーズ事務所側から新ユニットHiHiJet（ハイハイジェット）の結成が発表されたざます。HiHiJetは、以下の４人のメンバーから構成されるざます。

・橋本涼　…神奈川県生まれ14歳、O型。ヤンチャ系イケメン。野球、ローラーが得意。

・井上瑞稀　…神奈川県川崎市生まれの14歳、ＡＢ型。まじめなリーダータイプ。

・羽場友紀　…静岡県生まれの15歳、O。癒し系タイプ。

・猪狩蒼弥　…13歳、ローラースケートの実力No.1。

この４人の頭文字からHiHi、さらにジャニーズ・エンターテインメント・チームの頭文字のJetを合わせたネーミングざます。１９８７年にデビューした光GENJI以来のローラースケートを売りにしたユニットざます。

舞台「ジャニーズワールド」の制作発表の場で、井上瑞稀は「みなさんがハッと驚くような技を習得したい。フレッシュに盛り上げていきたい」。橋本涼は「ローラースケートとバトンの合わせ技に挑戦したい」とコメントしたざます。これまでにも４人のメンバーが絡んだいくつかのグループ候補がありましたが、それらを解消しローラースケート好きを結集させたグループざます。

ジャニーズ事務所の全く新しい形のアイドルがHiHiJet（ハイハイジェット）

光GENJIのローラースケートの腕前もなかなかでしたが、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏によればHiHiJet（ハイハイジェット）の腕前は競技としてオリンピックに採用されれば出演が可能なほどとのこと。さらにジャニー喜多川氏はCDの発売にはこだわらないともコメントしており、ライブ、コンサート、歌番組中心ではなくショービジネスを専門とする新たな立ち位置が模索されているざます。

ジャニー喜多川氏はこれまでにも、既存の概念にこだわらない全く違う特徴を持ったアーティストを次々に発表してきており芸能界に新しい流れを作る可能性もあるざます。ジャニー氏はHiHiJetのオリンピック出演はともかく、開会式等でのショー出演は狙っているとコメントしているざます。

オリンピック開会式はジャニーズ事務所のライバルのLDH（EXILEなどが所属）も出演を目指しており、両事務所が影で激突する可能性が高いざます。

ジャニーズ商法はもう限界なのか

ジャニーズ事務所は、よく知られているようにJrとして既存のタレントのバックダンサーの形で露出を増やしながらファンを獲得し、ＣＤのセールスで地盤を確保したら俳優やバラエティへの進出を測り長期的な人気を獲得する商法をとっているざます。

このようなジャニーズ事務所のビジネスモデルは、少なくともデビュー後しばらくはＣＤが売れることが前提になっているざます。しかし近年はＣＤが売れなくなり、ランキング上位を目指してファンが自主的に複数枚購入することもあるジャニーズ事務所のタレントはともかく、ほかはコンサートチケットと抱き合わせ販売をしたり、３００円程度のミュージックカード形式（ダウンロード販売）で複数枚購入を促すなどかなり苦しい状況ざます。

これだけ動画が普及して来れば、特に固定ファン以外はＣＤを購入しない人が増えるのも当たり前。ジャニーズ事務所は、所属アーティストのレコード会社をばらばらに分け、強力なライバルの発売日情報を事前に押さえるなど必死の対策を取ってきましたが、もう限界に近いということざます。

HiHiJet（ハイハイジェット）はＣＤデビューを経てオリコン１位を獲得するというこれまでの登竜門を経ず、新しい形でのビジネスモデルの確立をめざすざます。テレビ・映画・ＣＭの出演料、コンサート・ライブの入場料収入、グッズの収入を中心に、ＣＤの売り上げに頼らない形が新しいアイドルざます。

（ママ）

※参考　スポーツ報知１０月２７日号