被害額56億円 ホリエモンが『宇宙詐欺』にひっかかった[週刊文春]
2016/02/17
「被害額56億円 ホリエモンが『宇宙詐欺』にひっかかった」などが掲載された2016年2月10日発売の「週刊文春」の注目記事と最新号見出しを紹介します。(貿易会社広報部担当記事)
被害額56億円 ホリエモンが『宇宙詐欺』にひっかかった[週刊文春]
週刊文春最新号ピックアップ「ホリエモンが宇宙詐欺にひっかかった」
近年は企業家というよりもネット上のタレントとしての活躍が目立つホリエモン。2016年2月10日発売の週刊文春は以下のように報じています。
✔ 現在ホリエモンが力を入れているのは宇宙開発事業。2015年12月にJAXA(宇宙航空研究開発機構)の実験地である北海道の大樹町に住民票を移したほど。(週刊文春p126)
✔ 先進的な企業家としてのイメージを維持するためにも宇宙開発事業には熱心。しかしアメリカテキサス州の地方裁判所で、ホリエモンは4900万ドル(約56億円)をだまし取られたとして、アメリカの企業家を訴えている。(週刊文春p126)
✔ 旧ソ連製の旧型の宇宙船を飛ばす話で、メディアではもとより怪しいと指摘していたが、ホリエモン本人が気づいたのはかなり後になってのことだった。訴えられたアメリカの事業家はこの古いロケットを博物館で展示する権利しか持たず、宇宙開発の権利は一切所持していなかった。(週刊文春p126)
旧ソ連(=ロシアの前身)製のロケットはヒロイモンどころか、とんだマガイモンで大恥をかいたホリエモンでしたが、56億円は複雑な流れで処理されており回収は困難なようです。
ホリエモンの反応は?
一方ホリエモンは以下のように反論しています。
✔ そもそも未知の事業への投資ですから失敗もありうる。結局この件が教訓になり自前でエンジンから作って今年上半期にはサブオービタルロケットを自前で打ち上げられるようになります。
✔ 困るのは馬鹿がアルマズ(=訴訟案件)の件と今やってるインタステラテクノロジーズ(株式会社の案件)をごっちゃに(すること)。
✔ 結局56億円の詐取にあったことに関しては争われておらず、記事のトーンの問題のようです。つまり、ホリエモンに対し好意的に書くかそうでないかの違いということです。好意的に書けば「ホリエモンの宇宙開発事業は、参入当初は経験がなくトラブルもあったが、現在は丸紅と業務提携しているインターステラテクノロジズ株式会社と組み順調に推移している」ということです。
✔ 同じ事実であっても、好き嫌いの感情で大きくイメージが異なるという好例でした。
✔ 週刊文春としてはある程度叩くようなトーンの記事で衆目を集めるのは当然のこと。そして「ホリエモンが恥ずかしい詐欺にあった」と興味を持ち、検索する人はホリエモン側の意見にも接点を持ちます。結果的には大きな宣伝になっており、ホリエモンとしても予定調和の「喧嘩」なのかもしれません。
ホリエモンの住所がある大樹町とは?
✔ 「暮らしと明日を彩る清流の里 コスモスのまち大樹」をキャッチフレーズにしており歴舟川の清流と宇宙開発が特徴となっています。
週刊文春最新号 気になる見出しベスト5
出典:週刊文春公式サイト(2016年2月10日発売)
①育休国会議員の「ゲス不倫」撮った
②田代まさしNHK出演の衝撃
③被害額56億円 ホリエモンが「宇宙詐欺」にひっかかった
④狩野英孝は大ウソつき 川本真琴妹が激白
⑤ベッキー&SMAP騒動で大荒れ テレビ春の改編スッパ抜き