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現在の元少年Aを直撃取材[週刊文春]

   

「週刊文春が元少年Aを直撃取材」などが掲載された2016年2月18日発売の「週刊文春」の注目記事と最新号見出しを紹介します。(貿易会社広報部担当記事)


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現在の元少年Aを直撃取材[週刊文春]

 

週刊文春最新号ピックアップ「週刊文春が元少年Aを直撃取材」

バス停

14歳にして重大な犯罪を犯し、2004年に医療少年院を仮退院後、職を転々としました。生活が苦しかったのか、2015年に『絶歌』を出版し世の批判を浴びます。元少年Aは6月の発売月だけで7500万円程度の印税を得たと考えられます。

元少年A手記「絶歌」の内容・感想と出版の是非への意見ざます

「絶歌」の印税はいくらか 元少年A・太田出版と被害者遺族損害賠償

元少年Aの現在の状況は不明でしたが、週刊文春が本人をキャッチしています。モノクロのグラビアで、都内の自宅からバス停へ向かう少年Aの写真を掲載(目隠し有り)したほか、ショッピングモールでインタビューを試みています。(週刊文春p22~24)

✔ 2016年1月26日に都内のアパート付近に張り込んだ文春記者が本人を取材。身長は156センチで幼い顔つきだった。自転車でショッピングモールにトイレットペーパーなど生活用品を買い出しに出かけた。

✔ 週刊文春記者が声をかけると「なんのことか分からないんですけど」と返答。記者が手記の出版に触れても「まったく何のことかわかんないんで」とあしあらいます。引き下がらない記者に対し「全く別人なんで。人違いされてるんで」「訴えますよ、人権侵害で」と答えます。

✔ 最後には元少年Aは「お前、顔と名前、覚えたぞ。分かってんのか、おい!」と形勢逆転し、記者は身の危険を感じて逃走し、取材用のクルマを急発信させ難を逃れたとのことでした。

手記『絶歌』発売から現在までの元少年Aの足取り

街並み

手記『絶歌』発売以来250日に渡り元少年Aの取材を続けた記者は、彼の足取りを次のように明かします。(週刊文春p25)

✔ 出版後、元少年Aは都内で転々と転居を繰り返していた。2015年9月末頃までの数か月間は神奈川県内の新築アパートにいた。最寄り駅から徒歩5分の1K、1R中心の3階建て人気物件。近隣住民は彼の部屋への人の出入りをあまり見なかった。元少年A退去後に大家の許可を得て取材したところ、非常に清潔だった。

✔ 少年Aは2015年9月に急遽この部屋を出て、数週間ウイークリーマンションで暮らした。その後神奈川県内の大型マンションに入居。外出はほとんどなく、部屋に籠りっきりだった。近隣住民によると、周囲を警戒し見慣れないクルマがあると何度も様子を確かめに行っていた。

✔ 2015年12月に23区内の現在のアパートに転居。駅から遠い緑豊かな地区。築30年をリフォームした物件で、高齢者のほかアトリエやセカンドハウスとしての利用も多い。2LDKで家賃は7万円。アパートの関係者によると、やはり部屋に籠りっきりだった様子。

表現者として生きたい元少年A

陶芸家

✔ 元少年Aの矯正は一応の成功を見て元少年Aが職についていた時期もありました。しかし彼の経歴では良い条件の仕事に就くのは厳しかったのでしょう。もともと表現欲が強いタイプだったようで『絶歌』の出版に至ってしまったようです。出版の時点で賠償金の残高は1億1720万2970円、出版月の印税がだけで約7500万円と計算されていますので、すでに賠償金の支払いは終了している可能性もあります。

✔ 出版後は独自ドメインでホームページを作り、「FC2ブロマガ」から有料のブログ「元少年Aの”Q & 少年A”」を創刊しました。ホームページは現在も継続されていますが、有料のブログは批判が強く運営元が強制的に閉鎖をしています。世の中の私たちの理想像は、元少年Aが贖罪の思いを重ねながら町工場や工事現場でまっとうに働く姿です。彼が元犯罪者としての「経歴」を生かし、文芸の道で食うことに世の中は納得しません。

Art is a dirty job but somebodys got to do it.

という言葉があります。art(芸術)に魅入られ、それでしか生きていけない種類の人も世には存在するのでしょう。実際に元少年Aはブログで芸術家の生き方に強い共感を示しています。

この贅沢な展示室を抜けると、舟越保武が脳梗塞で倒れ右半身不随となった後、利き腕ではない左手で制作された荒々しく力強い作品群が集められていた。

物造りを生業とする人にとって、利き手が自由に使えないことはどれほどの恐怖だったろう……

たとえ手足を捥がれようと、常に何かを造らずにはいられない表現者という生き物の業に身震いがした。

✔ これは彫刻家舟越保武氏の生き様を描写した部分ですが、その生き様と一体化し「身震い」を感じるというのは、言うまでもなく元少年Aの内に同様の心象が存在していることにほかなりません。「利き手が自由に使えない」のは、社会から生業を与奪された彼自身のことなのかもしれません。

googleの英断と私たちの社会の問題点

✔ 現在ネット検索の主導権を握るgoogleは、彼のブログを検索できない状態にすることも技術的には可能です。Google はかつて「検索結果に対する検閲は行われていません。しかしながら、各国の法律、条例、政策の求めに応じ、これを行うことがあります」と、法律や高度な政治的判断に基づいた要請にしか応じないとの見解を明らかにしています。そのため、被害者感情に反するもののすぐさま違法とは言えない元少年Aのブログは検索が可能です。このブログの存在が、彼に居場所を与え再犯から遠ざけている可能性もあります。

✔ 一方、海外にサーバーがあり普段は何でもありの無法地帯とも言える「FC2ブロマガ」は、熟考することなく元少年Aのブログを閉じてしまったようです。犯罪をキャッシュにすることは許せないという社会的な正義も理解できますが、元少年Aを国が一生税金で「飼う」訳にもいかず、表現の自由からしても最低限の食い扶持は保証すべきだという気がします。

✔ 元少年Aの表現の可能性を封じようと動く私たちの社会は、犯罪を金にすることは許さない、巨悪犯罪に時効なしという優れた理念を体現しています。一方で芸術や芸術でしか生きられない人間に対するちょっとした無理解を含んでいるような気がします。

「理解してから理解される」という言葉があります。

7つの習慣(ビジネス書)第5の習慣「理解してから理解される」(外部サイト)

元少年Aがこの社会の「正義」(犯罪を金にすることは許さない)を理解しないことが彼に対する無理解を招いているのですが、われわれ社会の側も彼を理解することを怠ってはいけないと考えます。その点で今回の週刊文春の記事は非常に意義が深かったと思います。

週刊文春最新号 気になる見出しベスト5

週刊文春 最新号中吊り

出典:週刊文春公式サイト(2016年2月18日発売)

①週刊文春が元少年Aを直撃取材
②東国原英夫氏が文春女性記者のハニートラップ指摘 反論
③腸内フローラの整え方
④東大推薦入試 合格者はここが違う
⑤野球の言葉学 オコエ瑠偉


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