セカオワ深瀬の精神病(発達障害ADHD)は病気でない?〜有名人と病~
2015/12/10
セカオワの深瀬が精神病(発達障害ADHD)を告白して話題になったざます。有名人の発達障害ADHD告白は珍しく注目されているざます。
「ざます」のご紹介
▼ママは自宅(練馬区)でワイドショーや女性誌などを見て文章を書いています。
▼記事はパパの貿易会社(東京、パリ、NYなど)に送られ広報部スタッフがブログ化しています。なお広報部スタッフが担当している記事もあります。
セカオワ深瀬の精神病(発達障害ADHD)は病気でない?〜有名人と病~
深瀬さんの病気(発達障害ADHD)とは何か
人気バンドセカオワのボーカル深瀬慧さんは、高校を中退したあとアメリカに留学しましたが、2週間で倒れ救急車で病院へ。帰国後「精神病」と診断されたざます。
深瀬の過去 ➡セカオワ人気の本当の理由を考察~深瀬の過去編~
この「精神病」について最近になって本人から、発達障害であるADHD明かされたざます。
ADHDは基本的には発達障害ですが、もう少し詳しく言えば(Attention Deficit / Hyperactivity Disorder)とも表記され、注意欠陥/多動性障害と訳されるざます。もう少し具体的にいえば以下の様な特徴があるざます。
✔ 不注意
・片づけが苦手で、忘れ物が多い。不器用。
・ボーっとしていることがあり、気が散りやすい。行動がスロー。
・一方で興味があるものには度を越して集中する。
✔ 多動性・衝動性
・落ち着きがなく、立ち歩く。体を動かすことをやめられない。
・衝動に任せて手や大声を出してしまう。
・乱暴というイメージで見られる。
上の内容に多く当てはまるのがAD/HDざます。
(参考資料:https://adhd.co.jp/ほか)。
精神科医の司馬理英子氏は「のび太・ジャイアン症候群」と名づけているざます。不注意をのび太さん、多動性・衝動性を武さんに当てはめているざます。武さんは料理やままごとが趣味という意外な面もありますし、野比家や剛田家には失礼ですが、それなりに分かりやすい分類かも知れないざます。
セカオワの深瀬さんは「物忘れ」という面では、予備校で勉強したことはもちろん、自宅への帰り道すら忘れたこともあるようざます。
※ただし、AD/HDというよりも、薬(精神安定剤)の副作用ではないかという指摘もあるざます。
発達障害ADHDは病気か?
出典:楽天(画像はクリックできるざます)
✔ 片づけが苦手で、忘れ物が多い。不器用。(のび太さんタイプの一例)
✔ 落ち着きがなく、立ち歩く。体を動かすことをやめられない。(ジャイアンさんタイプの一例)
これらことが病気といえるかどうか、とても微妙だとママは思うざます。現に専門の精神科医が至って正常な「のび太・ジャイアン」に例えているくらい。これは決して病気とまでは言えない証拠ざます。
「片づけが苦手で、忘れ物が多い。不器用」というのは確かに困るざます。しかし、極論ですが、日本人が狩猟採集で生計を立てていた時代にはほとんど関係がない能力ざます。その意味で発達障害ADHDは精神病というより、学校や会社など今の社会に合わないだけだと思うざます。発達障害ADHDは単に「学業や仕事に就きにくい」と診断されただけではないざましょうか?
ママはおフランスに興味があるざますから、フーコーという哲学者にも少し興味があるざます。フーコーは精神病は17世紀に突然作られたと主張しているざます。それまでは後々「精神病」と分類されるようになった人も、ほかの人と一緒に普通に生活していたざんす。
社会が発達して仕事の質が変わると、それに合わないタイプの人が浮浪者、失業者、孤児たちと一緒に投獄されたという歴史があるざます。現在は「片づけが苦手で、忘れ物が多い。不器用」の正反対の資質こそが学業や仕事に求められますので、昔は正常だった性格が浮き彫りになってしまった要素を感じるざます。
そう考えればセカオワの深瀬さんの「病気」は、大学受験や資本主義の仕組みに合わないだけで、病気といっていいのかは微妙なところだと思うざます。結果的に深瀬さんは音楽を通じて社会貢献し、高く評価されているざます。
もちろん「病気」と決めることで、医療や福祉などの社会的な保護を受けられ、本人としても「正常なのに普通のことができない」という悪口から解放されるざます。そういう意味では病気としてもいいざます。しかし少なくとも深瀬さんを「病気」だと卑下するような考え方はおかしいと思うざます。
(ママ)
発達障害ADHDは偽造された病気なのか?
今回のママのご意見はフーコーまで引き合いに出されて少し難解でしたが、納得のいく部分もありました。
私たちの貿易会社では4月に健康診断を実施しています。そこで「血液中のコレステロールなどが多過ぎる病気」と診断されることがあります。この診断を受けると、かかりつけの医院に通い薬を毎月もらうことになります。診察そのものは「また薬を出しておきますね」で1分もかかりませんが、結構な出費になりますから医院と製薬会社はかなりの収入になります。
私も貿易会社勤務を通じて知ったのですが、この「血液中のコレステロールなどが多過ぎる病気」の診断基準は実は国によって違います。日本では病気となっても、別の国では病気とならないこともあるのです。
察しが良い方はお気づきのとおり、この基準しだいで病院や製薬会社に入ってくるお金は簡単に調整できるのです。もちろん健康診断を受けることや定期的に医院に通うことは決して無駄ではないですし基準に関しても様々な意見があります。ただ、「病気」というのは人間が決めるものであって、はじめから自然界に存在するものではありません。そしてその決定にはどうしても利害が絡むというのは、貿易会社に勤めていると見えてきてしまうことなのです。
その反面、臨床試験をパスしているADHDの薬には効果はきちんとあります。薬を頼りに日常生活を送られている「患者」さんもいます。ママが指摘された「『病気』と決めることで、医療や福祉などの社会的な保護を受けられ」るということにつながります。
研究者がADHDは「作られた病」だと告白?
セカオワの深瀬氏が診断されたADHDにも人間が作った病気という面があるかもしれません。ADHDはドイツでレオン・アイゼンバーグという学者が研究を進めてきましたが、彼自身がなくなる前に「ADHD」は作られた病気だったと自ら述べています。
Ein großer, hagerer Mann mit Brille und Hosenträgern öffnete 2009 die Tür zu seiner Wohnung am Harvard Square, lud an den Küchentisch und schenkte Kaffee aus. Niemals hätte er gedacht, erzählte er, dass seine Erfindung einmal derart populär würde. “ADHS ist ein Paradebeispiel für eine fabrizierte Erkrankung”, sagte Eisenberg. “Die genetische Veranlagung für ADHS wird vollkommen überschätzt.”
出典:http://www.spiegel.de/spiegel/print/d-83865282.html
“ADHS ist(=is) ein Paradebeispiel(=典型例) für ein fabrizierte(=作られた) Erkrankung(=病気)”, sagte(=said) Eisenberg(=アイゼンバーグ氏)
アイゼンバーグ氏が亡くなる直前にADHDは「作られた病」だと語ったのは罪の意識があったからでしょうか?確かにADHDが病気として認定されると処方薬の売り上げは激増しました。
アイゼンバーグ氏自身の信用性に疑問を抱く意見もあり、彼がすべて正しいとは言えません。また、アイゼンバーグ氏は主にアメリカで起きているADHDの過剰認定(ADHDと診断が乱発され、薬の販売代を稼ぐ傾向)について指摘しただけだという意見もあります。
いずれにしてもセオカワ深瀬氏の病気はこのように非常に曖昧なものですし、私たちも病気ということを考える際に慎重に発言しなければいけないと思いました。
(貿易会社広報部)
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Comment
アイゼンバーグ氏自体怪しい方ですよ…
アメリカでも議論になって専門家の方が
「えっこの人ADHDに別にそんなに貢献してないよ」と結論出される程度です。
ソースにするにはとにかくヤバイとだけ
興味深く拝見させて頂きました…
私は医者を信用してません…
心の病気を薬で治せるはずが無いと思っているからです。
匿名様 コメントありがとうございます。
体の病気ならいざ知らず、心の方はそうそう効く薬があるとは思えませんね(てんかんの薬のように、うまく発作を抑えるものもありますが)。
研究者がいて、製薬会社がいて、医者がいて、看護師がいて。彼らも仕事ですからグレーな部分があっても仕方ないと思います。
それでも、人に言えないようなことをすることが恥ずかしい社会にしたいですね。
めい様 コメントありがとうございます。
現在毎週数十件のコメントスパム(広告の自動投稿)があり、コメントが埋もれてしまっておりました。そのため1週間ほどコメント欄に反映しなかった思われ大変失礼いたしました。
さて、アイゼンバーグ氏も怪しいとの情報ありがとうございます。早速記事改訂に入りたいと思います。
仰るとおり、ADHDは病気では
なく、
「脳の機能の偏りを原因」とす
る障害です。
まだ、解明されたいない部分も
多いですが、神経細胞どうしの
連絡を担っている神経伝達物質
(特にドーパミン)が充分に働かな
いことが発症に関わっていると
みられています。
二次障害でうつなどを発症す
る事はあっても、基本、心の病
(病気)とADHD(障害)は別物です。
障害をもち、かつ病気に苦しむ
フカセさんを例にされると誤解
されやすいと思いますよ。
製薬会社とのからみについては
私も考えるところがありますが、ADHDの障害に苦しんでいる人
は、お薬の力を助けに毎日生き
にくい人生と戦っています。
彼らの苦しみを身近で見ている
ものとして、コメントさせて頂
きました。
のび太ママ 様
コメントありがとうございます。
「二次障害でうつなどを発症する事はあっても、基本、心の病(病気)とADHD(障害)は別物」ということですので、今後参考にして記事内容を訂正していきたいと思います。
ご丁寧にコメントありがとうございます。
深瀬さんかわいそう